ジャクリーヌ・デュプレ Jacqueline du Pre
ジャクリーヌ・デュプレ(1945-1987)は 天才チェリストとして幼少からデビューしますが
20代後半から不治の病に冒され演奏活動ができなくなります
彼女の名前を持つ この清純可憐なハークネスのバラを
長い間求めることはありませんでしたが やはり手元に置きたくなり求めたものです
姉も同じく治療法のない病でなくなり いつも命の終わる時を予感しながら
時々姉妹には切ない思いを告げていたことを思い出します
ですから
ジャクリーヌ・デュプレの映画ができたときも見には行きませんでした
原作も読みたいとは思はないのですが
このバラの清純さ オシベの長い可憐な姿は やはりいつも見ていたいと
思うのでした
どんな天才にも わたしのような凡人にも
最期の時は訪れるのでしょう
生命あるものには 終わりがあるけれど できることならば
無理なく 自然のままに 花びらが散り 落葉して土に返るように
さよならを告げられたらいいな
などと 思うのでした。。。
バラ ジャクリーヌ・デュプレ Jacqueline du Pre
Harkness(イングランド)
1988年
これは 私の好きな フレンチレース
セラスチウムやモンタナの白の中に
ブルボン・クイーンの桃色も咲き出しています
不思議なグリーンローズも足元にありました
花びらが退化してしまったという緑色のバラの花
チャイナローズには不思議なものがあります
アグロステンマのなかに 紫ピンクのものが出てきました
病気になることも この世を去ることも抗うことはできない自然の摂理
緑色のバラの花も 自然の気まぐれから生じたのでしょうか
自然に反して 病を治す薬に研究の情熱をかたむけたり 人工交配により青いバラを
作りたいと思ったり 人は自然に反することを求めるようですが
その結果が 自然を学び理解することにつながったり 自然が持つ偉大な力を
知ることになったのかもしれません
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youtubeで ジャクリーヌ・デュプレを聞いてみましょう
Jacqueline du Pré こんな人
夫の ピアニスト ダニエル・バレンボイムと