いつもお友達から借りて わたしは本を読んでいるみたい
これは9丁目さんから コンサートの後に「読んで」 と言われました
ピンク色の紙袋から出てきた本
瞬く間に広がる 美しいタングルウッドの自然
朝 雨 雪 紅葉 夜
山 けもの道 夏の家 音楽祭 父 家族
忘れられない人
おわらない夏
ボストンの近くのタングルウッドで開かれていた音楽祭に
小さな子供のときから父征爾さんとご家族と一緒にすごした夏の家と
一緒に暮らしていた人々の思い出
ボストン交響楽団の指揮者であることをやめたら タングルウッドの音楽祭のために
この夏の家に住む事はない
でも ここで過ごした多くのことは 忘れる事はできない
美しい自然と 人々と 思い出と
終わらない夏
征爾さんの一人娘 小澤征良さんが綴った美しい自然の情景描写
流れるような言葉が タングルウッドの木々や空気や 雨や雪 人々を
思い出と共に綴っていく
タングルウッドもボストンも行った事はないけれど
写真集や映像で見ることがある
小澤征良さんの美しい文章が ちょっぴり悲しい思い出とも重なって
大きな交響詩を奏でている
交響詩というと モルダウ とか フィンランディア などの音楽が浮かびますが
文章から音楽の交響詩を感じることは 初めてのことでした
それから 父親の仕事の場に幼い頃から一緒に過ごす事ができる生活を
うらやましくも思いました
日本の我が家の働き蜂のお父さんは 単身で職場に赴き 子供達は親の働く場を
見ることなく育ってきたからです
・・・・・・
征良さんのおばあさま タァタは料理研究家の亡き 入江麻木さん
お母さんはその娘さんで 入江美樹 ヴェラさん
優しい美しいお母さんの魔女
愉しいおばあちゃんの魔女はおいしいお料理やお菓子で
魔法をかけてしまう毎日
麻木さんのお料理本は もう皆絶版になってるけど
復刻を願っている私です
音楽を感じる美しい文章の本です
「おわらない夏」 小澤 征良
Ozawa Seira 集英社 2002年
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