JARDIN DE DARKLADY ET BON
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2007年 04月 07日
飯田市の座光寺にある舞台桜をたずねました
信州では早い満開の桜 5枚から10枚の花びらを付ける 珍しい枝垂れ桜 半八重枝垂れ紅彼岸桜 Prunus Pendula 'Ominosato butaizakura' はるかに大きく枝垂れた枝を下げて 人を見おろしています この桜は旧麻績(おみ)小学校の脇で 長年子供たちと村人を見ていました 今は学校はありませんが 舞台付の麻績学校が復元され文化財(県宝)となり 桜も手入れをされて 元気を取り戻しました 高床になった1階は歌舞伎舞台 2階は教室だったそうです お茶が振舞われていました ここは古代から古墳が多く 古代の文書 三大実録(貞観8年 866年)には 寂光寺(じゃっこうじ)の名があります 戦国の座光寺氏や地名の座光寺の起こりとされています すぐ近くには 元善光寺(もとぜんこうじ)があります 本田善光というこの麻績の地の人物が 難波の池から阿弥陀如来を拾い この地まで背負ってきたといわれます(不捨山座光如来寺) その後 仏のお告げにより今の長野市に遷座(せんざ)されたということです 推古10年(602年)のことです 120mの長い石垣の上に 舞台桜と 学校の屋根が見えています 石垣は明治41年に作られました 戦国時代末期には武田信玄に従った座光寺氏に築城され 曲輪(くるわ) 土塁(どるい) 馬だし 虎口(こぐち)などの城郭遺構が残る城址です 武田流築城法と言われています 江戸時代には国学が栄え 庶民の寺子屋による文字教育もありました 明治5年の学制を待って明治6年にこの地域の人たちが学校を建てることになり 住民の意気が上がって この城址に 学校と地芝居ができる舞台を兼ねたものが 考案されました 学校の屋根です シャチが付いています 教育の場にたいする誇りでしょうか 舞台の後ろ側は 雨戸 障子が使われています 内部です 天井が一部吹き抜けになって 役者や背景が降ります 鬼瓦です これは学校の玄関の飾りの木彫です 田舎では 地域住民が浄瑠璃を謡って 歌舞伎を演ずることが 何よりの娯楽で 今も この地方には農村歌舞伎や 人形浄瑠璃として 受け継がれているそうです(大鹿歌舞伎 今田人形 黒田人形などです) 隣に 糸操りの人形館が新設されていました (竹田扇之助記念国際糸操り人形舘 撮影禁止でした) こちらは同じ場所の斜面にある 石塚古墳の脇の桜です やはり 樹齢を重ねた高さを持つ見事な桜です これは八重ではありません 色も少し薄い美しさです 日本全国どこの地域にも 昔からの云われある場所の云われある古い桜が あることでしょう 今回は 舞台と学校と桜が結びついて いにしえの地に 芝居熱と教育熱心な心を見続けてきた 珍しい紅枝垂れ彼岸桜が 人々を呼び寄せたような気持ちになりました ******** アクセスは JR飯田線元善光寺駅から500m 中央自動車道 飯田IC 松川ICからフルーツロード美女左折 以上は 麻績の里振興委員会の冊子を参考にしました 「”麻績の里”歴史散歩」 「よみがえった 舞台校舎」 麻績の里振興委員会 飯田市座光寺2535 飯田市役所座光寺支所内
by darklady
| 2007-04-07 23:51
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