庭から切り取ったバラと草花 自然の香りをお部屋に届けます
名前を残していきます
中央上のクリーム色はER(イングリッシュローズ)のシャルロット
白は ツルのサマースノーの房 10厘ほどが一つの花枝に固まっています
2輪のピンクは ルイーズ・オディエです 中輪でよく咲きます 整った形のオールドローズです
バックの右上の白い花は バーバスカムで冬越しして沢山長期咲いてくれます
中央の小さなピンクは コレット(コレッタ)です 黄緑の粟粒のような花は
マトリカリア(別名レディース・マントル聖母の衣)です
とてもやわらかな花で アレンジには良く使われます
コレット サマースノー シャルロット マトリカリア です
中央下の緑色のトゲトゲは ニゲラ(クロタネソウ)の実です
上と同じ花ですが 少し角度と光の向きが違っていますね
左の2輪はコレット 下の赤はスカーレット・メイアン 中央の丸い薄紫はERのジェフ・ハミルトンです
右端のブルーは 千鳥草 右上に細い茎と濃い紫の小さな花は ゼラニウムの一種です
千鳥草のブルーと ゼラニウムの濃い紫はこんな感じです
中央上と右に スカーレットではない別のミニバラが2種 オレンジと薄いピンクです
この一重のアプリコット色の花は チャイナのムタビリスです
この色はやがて 赤く変っていきます とてもおもしろい花です
よく咲いてくれます 寒冷に少し弱い気がします
同じ画像ですね
チドリソウやゼラニウム グリーンベルなどの 糸の様に細い茎や
そのカールした穂状の花のツボミたち
バラの大きな緑の葉の中に 細い茎のカールが入って 視覚に動きが加わり
重たいサマースノーなどの塊の花に 軽い動きを与えて 風を感じたらいいなと
思います
ニゲラやアザミ ヤグルマソウなどは西洋の花の絵画にはよく使われていますね
花や実の周りに トゲのような イガイガが付いている花は
救世主のイバラの冠をイメージして 尊い花であるそうです
マトリカリアは聖母の衣と呼ばれ その葉の形状が柔らかに広がるマントに似ています
柔らかな黄色の細かい花は 長く庭を彩って冬越しもしてくれる嬉しいお花です
アレンジのなかにも 絵画に使われる象徴が使われるのも
西欧の2000年の歴史の中で息づいてきた習慣がそのまま残っていると思います
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