ふっくらと開き始めました
粉粧楼(チャイナCH)です
薄いブルーの花は エルモフィラです
出窓の下で雨をよけています
冬の間室内でいちど咲いて今年2度目の開花です
Blog16日の5枚目の画像左のバラはこの粉粧楼です
色が濃く出ています
名前は漢字名で粉粧楼 フンショウロウです
このバラの起源はとても古いそうです
その説明は
こちらをご覧下さい わたしの最初の粉の画像も見られますよ
漢字の名前は バラの中にはかなりたくさんあります
オールドローズで漢字名が付いているのはチャイナの系統が多く
チャイナは中国というよりもインド洋や
ベンガル湾や
アラビア海などに隣接する国々です
17世紀東インド会社が紅茶 香辛料香料などと一緒にバラを持ち帰って
コレクションや品種改良の目的で蒐集され高値で取引されていた模様です
この近辺からヨーロッパにもたらされたものには
四季咲きの性質と香りの豊かさが特徴です
ブルボンローズもインド洋マダガスカル島の東レユニオン島で発見され当時フランスの領土であったこともありパリに持ち帰られたとのことです
19世紀のチャイナローズはルドゥテの植物画のなかでは RosaIndica の名前で呼ばれておりチャイナの表示はありません
今チャイナの分類で呼ばれているバラがいつからチャイナの呼称を使われ始めたのか
興味深いところです
漢字名から 中国清朝の宮廷の奥深くに大切に育てられているお姫様のイメージがあります
絹のように薄い花びらをたっぷりと抱え込んだツボミは丸く
開き始めから高貴な香りを漂わせます 独特なバラの香りです
東方の3博士が救世主の誕生を祝って持参した
ミルラ(没薬) 乳香に似ているそうです
私の感じた所では現代バラには無い深い甘い香りで香水の中に
浸った気分です
我が家のバラのツボミたち
わたしがいつも見ている窓の風景です