11月も終わりに近づき とても霧の濃い朝
車のFMは ツィメルマンのピアノ演奏
ラフマニノフのピアノコンチェルト
とてもダイナミックな演奏なので聴きながら 霧の山路を走ってみた
それから ちょっと車を止めて 林を探検
霧に続く道は こんな美しい樹木の世界に導いてくれた
なんて美しい 倒木でしょう
落葉して明るくなった林の中に 静かに横たわる木と
そこに根をはやしている苔
マクロで苔の花を撮ってみたの
神秘の世界を覗くように
苔たちは光を求めて 露の帽子を被っていた
林の向こうに見えた 段々畑の土手は 明るく紅葉して霧の中に浮かんできたの
樹木の下には 枯れ花が露を帯びて光っていたけど
それも静かな光を反射して 美しかった
野菊かヒメジオンか さむさから守ってくれた蔓草の大きな葉も枯れて
絵をみるような美しい場面があちこちにありました